北九州市立大学(グローバル人材育成推進室、特任教授、2013年6月~2017年3月)

グローバル人材育成のための実務家教員として、各種授業と海外インターンシップ等の研修の開発と運営を担当。

授業については、「自分の頭で考え手が挙がり続ける参加型の授業」を実践。特に、1)質問や発言をすることへの動機付け(学生にグループワークのファシリテーションを実体験してもらうことで質問や意見の引き出し方や重要性に気づきを与える等)、2)能力開発(特に、グローバル視座、問題解決、批判的思考の実践的育成)、3)振り返り(学びと疑問についてPREP法=Point, Reason, Example, Pointによる端的かつ論理的なレポート提出や発表)の場面を多く含む授業を設計実施する。

海外インターンシップについては、統括教員として、関係教職員とともに欧米・アジア・オセアニアにて研修受入れ企業を開拓。毎年約50人の学生を選抜、約25社にて1~6週間のプログラムを実施。実施にあたっては、研修前準備と帰国後の振り返りのための各種プログラムも設計運営する。

 

1.担当授業

 

① グローバルリーダーシップ論(基盤教育科目、2013~16年度、2学期15コマ2単位)

 

社会や経済のグローバル化とは、リーダーシップとは、企業・組織の国際化とは、異文化マネジメントとは…こうした問いに対し、①各種リーダーシップ理論、②現場の声(各界のグローバル環境化で活躍する複数の実務家講師による講義)、③学生間の数多くのグループワークやディスカッションの組合せにより考察を深める。

 

対象学生 :複数学部の1年生を中心に120人(年平均)

使用言語 :日本語

特筆事項 

  • 各界からグローバルリーダーを多く招聘(NHK World、ダイソー、JICA、ライフネット生命保険、TOTO、安川電機、重光産業、力の源カンパニー、Forbes、西日本新聞社等)

  • 1年生が多数を占める大教室での授業でありながらも「手が挙が②続ける参加型の授業」を実施

  • 毎回PREP法(Point, Reason, Example, Point)による学習レポートの提出を義務化し、論理的思考の発展を促す。

 

② Global work (Global Standard  Program、2014~16、2nd semester, 2 credits )

 

The course is jointly planed by the University of Kitakyushu and JTB, a leading company in travel industry,  for the following mission: " Increase foreign tourists visiting the region of Kitakyushu aiming at developing local economy".  This is a Project Based Learning (PBL) conducted by a team of 4~6 students including overseas students from different countries. Sessions are composed of 90-minute classes and off-class or off-campus activities such as Kitakyu Safari (inspection tour) and Interview trip to Hiroshima or Fukuoka on the weekend.    

All works should be planed and done actively on each group's initiative with back up support from facilitators (professors, JTB representatives, etc..) and be concluded by a final group presentation of their findings and recommendations to JTB representatives.

 

Course Type: Project Based Learning (PBL) in Japanese, English and other languages

Working Method: Group work, Online survey, Interview-Based Fieldwork    

 

グローバル展開する企業・団体から与えられた課題に対し、外国人留学生も交え多国籍チーム対抗により進める。課題は、国際的なテーマを北九州地域の活性化につなげるものを産学共同で設定(例:JTBとの連携による訪日旅行客誘致による地域の活性化、JICAとの連携に国際協力研修誘致による地域の活性化)

 

対象学生:グローバル人材育成プログラムの « GSP=Global Standard Program » を履修する学生10名+留学生数名(年平均)

使用言語:日本語・英語

特筆事項:

  • グローバル人材育成プログラム関連科目で唯一の産官学共同PBL型科目として、学生が主体的かつ実践的に取り組む。

  • 各種の学習場面を設定(プロジェクトマネジメント、フィールドワーク、市場・地域・競合環境の3つの領域分析、課題の特定と解決プロセス、取組み経過と結果のプレゼンテーション等)

  • 各種ツールを組合せ使用(例:思考の可視化と共有を図ためのロジックツリー、写真や動画等のビジュアルツールによる議論、多言語によるワークシートづくり)

 

③ 企業研究(グローバル人材育成プログラム科目、2014~16年、定期授業:2学期15コマ2単位)

 

様々な企業関係者をゲスト講師に迎え、ディスカッションしながら、企業の社会との関わり、事業や経営とは、企業のグローバル化とは、起業するとは、社員のキャリアとは等について、多角度から考察してゆくゼミ形式のインタラクティブな授業

 

対象学生:グローバル人材育成プログラムの « GEP=Global Education Program »を履修する学生30名(年平均)

使用言語:日本語・英語

特筆事項:

  • 多数の企業関係者を招聘(電通、セブンイレブン、ワコール、日産自動車、港国際法律事務所、福岡銀行等)

  • 上記企業関係者の多くが、学生の積極的な姿勢(質問・意見)を称賛

④ キャリアデザイン(基盤キャリア系科目、2014~16年、定期授業:1学期2単位)

 

自分のキ​ャ​リ​ア​を​主​体​的​に​考​え​、​​切​り​拓​い​て​いくために、​必​要​な​知​識​・​態​度​・​ス​キ​ル​を​得ることを目的とし、​​①​様​々​な​職​業​や​企​業​の​見​方​な​ど​の​労​働​環​境​、​②​将​来​の​進​路​に​向​け​た​学​生​生​活​の​過​ご​し​方​、​​③​コ​ミ​ュ​ニ​ケ​ー​シ​ョ​ン能力、④​社​会​人基礎力​を、様々な角度から議論・考察する。

  

対象学生:文系・理系複数学部の1年生を中心とした200名(年平均)

使用言語:日本語

特筆事項:

  • 毎回席替えし、異なるグ​ル​ー​プメンバー間で議論

  • ​多数の​自己分析ツールを使用(キャリア・アンカー、つきあいゲノム、ジョバリの窓等)

  • ​アイスブレイク、ゲ​ー​ム、相互インタビュー、動画を多用

  • 毎回PREP法(Point, Reason, Example, Point)による学習レポートの提出を義務付け、論理的思考を育成

2.オムニバス授業

 

① グローバル化する経済(グローバル人材育成関連科目、2103~16年、1学期2単位)

 

「人​と​情​報​の​ボ​ー​ダ​レ​ス​化」及び「グ​ロ​ー​バ​ルな人の移動交流と​​異​文​化​マ​ネ​ジ​メ​ン​ト」の2~4コマ​を担当

 

対象学生:複数学部の約200名(年平均)、使用言語:日本語

​② 文学を読む(文学部専攻科目、2014年2学期、1コマ担当)

 

フランソワーズ・サガンの小説「Bonjour Tristesse」を引用し、1950~60年代のフランス社会の潮流と背景を知る

 

2.海外インターンシッププログラムの企画・開発・実施(2013年2学期~2016年)

 

統括教員として、関係教職員とともに以下の業務を進める。

 

  • プログラム開発(基本枠の設定、受け入れ企業・団体の発掘、出張訪問、折衝及び契約締結)

  • 学内全学生への告知・募集・選考(説明会の準備運営、書類と面談による審査・選考プログラムの策定と実施)

  • 事前研修の設計・実施(キックオフ、業界・企業・地域研究、異文化マネジメント、マナー、行動計画、全6コマ)

  • 現地プログラムの進行管理(出張指導、各種レポート指導とフィードバック、緊急対応)

  • 事後研修の企画・準備・運営に関する学生指導(主に学内外関係者向け公開報告会の準備、全2コマ+個別指導)

  • 学習効果測定と分析(学生が提出する各種レポート及び学生との事前事後面談で得るデータ分析)

 

(プログラム数と参加者)

 

2014年度:受け入れ先~13か国・地域、15都市(アジア・欧米)の23社、1~4週間コース、参加51名

2015年度:受け入れ先~16か国・地域、20都市(アジア・欧米・オセアニア)の26社、1~6週間以上コース、参加42名

2016年度:受け入れ先~16か国・地域、21都市(アジア・欧米・オセアニア)の24社、2~6週間以上コース、参加50名

(参考~小職担当前の2013年度の受け入れ先~アジア3ヵ国3都市の7社、1週間コースのみ、参加17名)

 

(研修内容)

 

2013年度:視察型(複数企業でのレクチャー)とOJT型(特定企業での職業体験)、事前・事後研修なし

2014年度:視察型を現状維持しOJT型を充実させ、事前及び事後研修を新たに実施(学生による主体的な準備と運営による)

2015年度:視察型、OJT型に加え、PBL型(特定企業が与える課題への取組み)を加え、事前及び事後研修も充実

2016年度:視察型を廃止し、PBL型(特定企業が与える課題への取組み)を増やし、事前及び事後研修もより充実

 

(認知度向上のための広報活動)

 

学内:毎年の参加学生を組織化し全学生に対し各種広報活動(イベント実施、FACEBOOKページ作成と運用、学内広報誌等)

学外:各種学会やイベントでの事例発表、マスコミへの働きかけ等(NHKにて放送、朝日新聞、西日本新聞にて記事掲載)

グローバル人材育成教育の中核プログラムである海外インターンシッププログラムの企画・開発・実施の統括的な役割を担う。関係の教員と事務職員との連携・協業の下で、欧・米・アジア・オセアニア各地でのプログラムの拡大、内容の充実及び学内外での認知度の向上に努める。

3. その他の教育指導

 

  • アメリカ派遣留学の学生(毎年2回、各回50名、6カ月間)に対する事前研修の設計と実施(数コマ、英語にて) 

  • 学外関係機関(JETRO, JICA, 自治体、地銀、研修会社等)との連携による学生向けキャリアアドバイス

  (国内外インターンシップ、留学、国際キャリア形成)

 

Université Paris-Dauphine (enseignant vacataire, Feb 2014 - Present) 

 

Master Management Interculture (module Japon sur 2 jours)

 

Objectives:

 

Ce module a pour objectif de former des experts capables de faire face à de multiples situations de management interculturel avec les Japonais, que ce soit dans le cadre de partenariats, de fusions et acquisitions, joint-venture, expatriations ou dans le cadre de situations rencontrées quotidiennement à l’intérieur de l’entrepreprise (marketing, communication, négociation, mise en place de processus de travail, prise de décision, gestion d’équipe).

 

Ce module de formation permet :

 

  • de décoder le contexte économique et l’environnement professionnel des japonais

  • de comprendre les valeurs morales, sociales et culturelles de ses homologues pour travailler efficacement au quotidien avec eux

  • de développer une sensibilité interculturelle pour adapter ses attitudes en matière de communication, de management et mener à bien sa mission dans un projet international

  • d’obtenir des réponses personnalisées satisfaisant de manière concrète ses attentes spécifiques

 

パリ第9大学(非常勤講師、2014年2月~現在)

 

科目:異文化マネジメント(修士課程コース)Master Management intercultural

内容:企業経営・ビジネス分野における日本人及び日本企業の文化的な特質と歴史・社会的背景

期間:2日間集中

学生:20人(多国籍、社会人中心)

言語:仏語

フランス国立東洋言語文化研究所 INALCO -Institut National des Langues et Civilisations Orientales, 非常勤講師、2018年9月~現在)

 

年間2授業56時間を担当

担当授業①:Master Commerce international /Relations lnternationales en langue japonaise

授業内容 :日本の政治・経済・ビジネス分野における日本語を、講義、日本人ゲストによるセミナー、日本人留学生を交えたグループワークを通じて学ぶ

ゲスト例 :JETRO、三菱商事、JICA、JNTO、パリ日本文化会館

グループワークテーマ(2018年年度例):「日本の製品・サービスのフランス進出プロジェクト(仮想)」

                   「日仏及び日英の経済関係の歴史、現状、及び日本・EU経済連携協定とBREXITが今後与える影響」

時間数  :20コマ、40時間(9月~4月)

対象学生 :国際ビジネス及び国際関係の修士課程に所属し、語学選択を日本語とする学生

言語   :日本語

 

担当授業②:Licence professionnelle Marchés émergents en langue japonaise

授業内容 :日本の経済・ビジネス分野に関する基礎的な日本語を、新聞記事、ニュース等から習得する

時間数  :16時間(9月~4月)

対象学生 :新興国市場ビジネス学士課程に所属し、語学選択を日本語とする学生

言語   :日本語

 

Université Lumière Lyon 2(enseignant vacataire, Oct 1998 – Dec 2000)

 

DESS Affaires Asiatiques

  • Le modèle économique du Japon après la seconde guerre mondiale 

  • Structures d'organisation des entreprises japonaises

  • Gestion et gouvernance des entreprises japonaises

  • Les RH au Japon

 

リヨン第2大学(非常勤講師、1998年10月~2000年12月、9コマ、仏語講義)

 

DESS アジアビジネスコースの非常勤講師として、日本の産業及び企業マネジメントに関する講義

(商慣習、コーポレートガバナンス、企業の組織構造、人事管理、財閥構造等)及び学生の入学面接、卒業論文の審査に携わる。

 

期間:非定期9コマ

学生:20人(社会人中心)

言語:仏語

 

その他の大学教育

Novanciaビジネススクール(2006年、1コマ、英語講義)

 

“Intercultural Management – Cultural Traps & Opportunities between France, USA and Japan” 

フランス、アメリカ、日本の間のビジネスでおきる異文化マネジメント上のリスク等の留意点を講義

 

青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(2012年10月、1コマ、英語講義)

 

“Global Business & Management from a European Perspective”

外国人学生中心のクラスを対象に、欧州企業と日本企業の比較ケースを講義(ロレアルと資生堂、ZARAとファーストリテーリング)

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